集刊 TOMのコラム |
鹿島踊り(奥多摩・小河内)
ダムによって、奥多摩湖の底に沈んでしまった旧小河内村には、鹿島踊りと呼ばれる芸能が伝わっています。男性が女装して踊ります。
この地域より転出した方々が保存会を作り、毎年9月の第2日曜日に小河内神社に奉納しています。午後からは、水と緑のふれあい館でも催されます。
「はなは みやまの やまつつじ」という歌詞が繰り返される踊りがありました。きれいな花として山躑躅を挙げるところは、やはり山里の雰囲気を感じます。その歌詞を聞いていたら、何だかちょっとじーんとしてきました。春の奥山で見かける山躑躅は、本当にあでやかな美しさをもっています。
台風9号で
奥多摩湖は濁る余水吐から放流中
(2007/9/9)